高校生の息子が、最近Robloxにハマっています。
かなり遊んでいます。
それだけ遊ぶなら、自分でも作ってみたら面白いんじゃないか。
そう思って以前から、
「Robloxでゲーム作ってみたら?」
と言っていました。
でも、なかなか作りません。
考えてみれば、これは当たり前なのかもしれません。
「何か作ってみたら?」では、何を作ればいいのか分からない。
自由に見えて、実はかなり難しい問いです。
そこで今回は、少しやり方を変えてみることにしました。
まず、私がゲームのモックを作った
「ゲームを作れ」と言うだけではイメージしにくい。
そこで、まず私自身が簡単なゲームを作ってみました。


使ったのはGodotです。
テーマは、「工場サバイバル」。
最初は、ほぼすべての仕事を人間が行います。
製品を加工する。
完成した製品を運ぶ。
お客さんに販売する。
製品を売ってお金を稼いだら、そのお金で工場へ設備投資します。
最初に導入するのは搬送ロボット。
荷物の移動をロボットに任せれば、人間は運搬から解放され、その時間を加工作業に使えるようになります。
次はアームロボット。
今度は加工作業もロボットに任せ、人間は販売に専念します。
そして最後に、ベルトコンベアと販売機まで導入する。
加工、搬送、販売まで自動化され、ついに人間は働かなくても工場が回るようになる。
人間が楽になることが、このゲームのゴールです(笑)。
人力
↓
搬送ロボット
↓
アームロボット
↓
ベルトコンベア+自動販売
↓
工場の自動化
という流れです。
単純な工場ゲームですが、裏にあるテーマは、私が興味を持っているフィジカルAIや産業自動化そのものです。
「人間の仕事をロボットに置き換える」というより、
機械に任せられる仕事を一つずつ機械へ渡して、人間を単純作業から解放していく。
そんな工場の進化をゲームにしたら面白いのではないか、と考えました。
最初は人間が働いて、生産する。
そこで得たものを使って設備を増やす。
だんだん機械化していく。
さらに自動化が進み、ロボットやAIが導入されていく。
つまり、
人力 → 機械化 → 自動化 → フィジカルAI
という産業の進化を、ゲームとして体験できないかと考えました。
とはいえ、私が作ったものはあくまでモックです。
最低限動く程度。
正直、ゲームとしてはまだかなりへぼい(笑)。
でも、それでいい。
完成品を作りたかったのではなく、
「こういうゲーム」というイメージを形にしたかった
からです。
そして息子に発注した
Godot版を見せたうえで、こう頼みました。
「これじゃへぼいから、Robloxでもっと面白いゲームにしてみてくれ」
ただし、今回は単なるお願いにはしませんでした。
ちゃんと条件を決めました。
納期は1週間。
そして、
完成したら報酬1万円。
もし完成しなかった場合でも、どこまで作ったかを見て、進捗に応じて報酬を払う。
つまり今回は、
仕事としてゲーム制作を発注してみる
ことにしました。
なぜ1万円を払うのか
高校生にゲームを作らせるのに1万円。
高いと思う人もいるかもしれません。
でも私は、単なるお小遣いとして渡すより面白いと思いました。
自分で考える。
分からないことを調べる。
期限までに作る。
動くものを完成させる。
そして、その成果に対して報酬を受け取る。
もし本当にそこまでできたなら、
1万円をもらうだけの経験にはなるんじゃないか。
そんな実験でもあります。
「遊ぶ」と「作る」の間には壁がある
今回やってみようと思った理由は、もう一つあります。
Robloxを何時間遊んでいても、それだけではゲームを作る側には回りません。
これは大人でも同じです。
AIについての記事を読む。
副業について調べる。
YouTubeを見る。
ChatGPTを使う。
でも、
「知っている」「使っている」と、「自分で何かを作る」の間には大きな壁があります。
私自身、最近AI副業について考える中で、この壁をかなり意識するようになりました。
副業について100本の記事を読んでも、実際に最初の商品やサービスを作る人は、その中の一部でしょう。
だったら、
「何かやってみたら?」
ではなく、
作るものと期限を決めてしまう。
さらに今回は、報酬まで付けてみた。
これで行動が変わるのかを見てみたいと思いました。
初日、さっそく息子はChatGPTを使い始めた
そして今日、プロジェクトを開始しました。
私はRoblox Studioの使い方を横で一から教えるつもりはありません。
むしろ、
自分で調べて作ってみてほしい。
と思っています。
すると、さっそくChatGPTに聞きながら作り始めていました。
これも今の時代らしい。
昔なら、
本を買う。
Webで検索する。
サンプルコードを探す。
YouTubeで解説を見る。
といったところでしょう。
今は、
分からないことをAIに聞きながら、その場で作り進める
ことができます。
プログラミング経験が十分になくても、作りたいものさえ明確なら、AIと対話しながら前へ進める可能性がある。
では、本当に高校生がそれだけでゲームを完成させられるのか。
これは私自身も興味があります。
私はなるべく手を出さない
今回、一つルールを決めています。
私はなるべく作らない。
もちろん、どうしても困ったときには相談には乗ります。
でも、
何から作るのか。
どう実装するのか。
ChatGPTに何を聞くのか。
Godot版をそのまま再現するのか。
それとも、
「こんなのRobloxでは面白くない」
と仕様そのものを変えるのか。
そこは本人に任せてみます。
実際にRobloxを遊んでいるのは息子です。
もしかすると、私が考えたゲームより本人が考えたゲームの方が、Robloxでは面白いかもしれません。
そこも含めて実験です。
1週間後、本当に完成するのか
今日が初日です。
今のところ、
ChatGPTに聞きながら制作開始。
ここまで。
完成するかどうかは、まだまったく分かりません。
途中で飽きるかもしれない。
思った以上に難しくて止まるかもしれない。
機能を盛り込みすぎて間に合わないかもしれない。
逆に、私が想像していなかったゲームを作ってくるかもしれません。
なので、この1週間は途中経過も記録してみようと思います。
3日目。
5日目。
そして、
最終日。
完成したら1万円。
完成しなくても、出来高に応じて支払います。
果たして、
Robloxを「遊ぶ側」だった高校生は、1週間で「作る側」に回れるのか。
ちょっと楽しみな実験が始まりました。
またこの進捗は本ブログで報告しようと思いますのでお楽しみに!




















