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高校生に1万円でRobloxゲームを発注して2日目──本人評価「進捗16%」。さて間に合うのか?

前回、高校生の息子にRobloxゲームの制作を発注した話を書きました。

条件は、

納期1週間。完成したら報酬1万円。

完成しなかった場合も、出来高に応じて報酬を支払います。

テーマは「工場サバイバル」。

最初は人間が製品を作り、お客さんに売る。

そこで稼いだお金を設備へ投資して、

人力 → 搬送ロボット → アームロボット → ベルトコンベア+自動販売

と少しずつ工場を自動化していくゲームです。

私はGodotで簡単なモックを作り、

「これじゃへぼいから、Robloxでもっと面白く作ってみてくれ」

と息子に渡しました。

発注したのが8月16日。

そして今日は8月18日。

2日が経過しました。

さて、どこまで進んだでしょうか。

とりあえず「素材を持ってくる」ところまでできた

確認してみると、ゲームで使う素材を持ってくるところまではできていました。

まったく進んでいないわけではありません。

Roblox Studioを触り、ChatGPTに聞きながら、自分で実装を進めています。

そこで聞いてみました。

「完成を100%としたら、今どれくらい?」

返ってきた答えは、

「16%くらい」

でした。

……16%。

20%でも15%でもなく、16%。

妙に具体的で微妙な数字です(笑)。

2日経過で16%。さて、これは順調なのか?

今回の期限は1週間です。

単純に7日間で均等に進むと考えれば、2日経過時点で20%近くまで進んでいてほしいところです。

それに対して、

本人評価16%。

数字だけ見れば、少し遅れています。

ただ、ソフトウェア開発は毎日同じ割合で進むものではありません。

特に最初は、

Roblox Studioの使い方を覚える。

素材を用意する。

ゲームの構造を考える。

基本的な動きを作る。

といった、完成画面には見えにくい作業があります。

最初の土台を作ってしまえば、その後一気に形になる可能性もあります。

なので、まだ、

「これは間に合わない」

と判断する段階ではないでしょう。

とはいえ、

残り5日で84%。

のんびりしていられる状況でもなさそうです(笑)。

PMとしては、そろそろ口を出したくなる

私は普段、仕事ではプロジェクトを管理する側です。

だから「進捗16%」と言われると、つい考えてしまいます。

残り作業は何か。

どこが難しいのか。

残り5日で終わるのか。

何を優先するのか。

間に合わなければ、どの機能を削るのか。

仕事なら、このあたりを確認し始めるところです。

いわゆる、

「最低限どこまでできれば完成なのか」

を決める。

MVPの考え方です。

でも今回は、なるべくそれを私から教えないことにしています。

私がプロジェクト管理したら意味がない

私が、

「まずこれを作れ」

「これは後回し」

「その機能は削ろう」

「残り5日だから、ここまでを完成にしよう」

と指示すれば、完成確率は上がるかもしれません。

でも、それでは、

父親がプロジェクト管理をして、高校生が指示されたコードを書く

だけになってしまいます。

今回見てみたいのは、そこではありません。

作ってみる。

思ったより難しい。

時間がかかる。

期限が近づく。

そして、

「このまま全部作ろうとしたら間に合わないかもしれない」

となったとき、自分でどうするのか。

そこまで含めて経験してほしいと思っています。

「遊ぶ側」から「作る側」には移れた

とはいえ、2日目までですでに一つ変化はありました。

以前は、

「Robloxが好きなら、自分でもゲームを作ってみたら?」

と言っても、なかなか動きませんでした。

ところが今回は、

作るものを決めた。

Godotでモックを見せた。

1週間という期限を決めた。

完成報酬1万円を設定した。

すると実際に作り始めました。

しかも私はRoblox Studioを横で一から教えていません。

分からないことがあれば、

ChatGPTに聞きながら自分で進めています。

少なくとも、

「遊ぶ側」から「作る側」へ移る

という最初の壁は越えました。

AIは「作り始める」ハードルをかなり下げた

ここは今回見ていて面白いところです。

初めて触る開発環境でも、

「こういうことをしたい」

「これはどう作る?」

「なぜ動かない?」

とChatGPTに聞きながら進められる。

少し前なら、Googleで検索して、解説記事や動画を探して、サンプルコードを読んで……というところから始めていたでしょう。

今はAIが、その場で質問に答えてくれます。

これは未経験者にとってかなり大きい。

一方で今回、

AIがあれば何でも完成するわけではない

ということも見えてきそうです。

AIはコードを教えてくれる。

でも、

何を作るのか。

どこまで作るのか。

何を優先するのか。

期限に間に合わなければ何を諦めるのか。

こうした判断は別の問題です。

これは大人のAI Codingでも同じなのかもしれません。

「作り始める」と「完成させる」の間にも壁がある

初日の記事では、

「遊ぶ」と「作る」の間には大きな壁がある

と書きました。

でも、今回もう一つありそうだと気づきました。

「作り始める」と「完成させる」の間にも壁がある。

AIによって、作り始めるところまではかなり簡単になりました。

でも、期限までに一つの成果物として完成させるには、

スコープを決める。

優先順位をつける。

不要なものを捨てる。

バグを直す。

最後まで仕上げる。

といった別の力が必要になります。

これは今回、ちょっと観察してみたいところです。

残り5日。まだ私は手を出さない

現在、

本人評価16%。

残り、

5日。

今のところ、私は大きく介入しないつもりです。

ただし発注者なので、

「残り5日だけど、完成までの見通しはどう?」

くらいは聞いてみます。

そこから本人がどう考えるのか。

このまま全部作ろうとするのか。

どこかで仕様を削るのか。

ChatGPTに相談して作戦を変えるのか。

それとも、

「余裕、余裕」

と言いながら最終日前日に慌てるのか(笑)。

そのあたりも含めて見てみようと思います。

次回、進捗16%はどこまで伸びるのか

まだ2日目です。

16%という数字だけで、

「失敗しそうだ」

と判断するのは早いでしょう。

でも、

残り5日で84%。

少し面白くなってきました。

今回の目的は、

「ChatGPTを使えば高校生でも簡単にゲームが作れました」

という成功談を書くことではありません。

AIを使えば、未経験者はどこまで作れるのか。

期限と報酬を設定すると行動は変わるのか。

そして、

「遊ぶ側」から「作る側」へ移ったあと、最後まで完成させられるのか。

そこを実際に見てみたいと思っています。

次に進捗を確認したとき、

16%が何%になっているのか。

楽しみに待つことにします。


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