「副業を始めたい」
そう思って調べてみると、いろいろな副業が出てきます。
アフィリエイト。
せどり。
動画編集。
Webライター。
SNS運用。
コンテンツ販売。
AIを使った仕事。
選択肢はいくらでもあります。
ところが、調べれば調べるほど、
「結局、自分には何ができるんだろう?」
となってしまうことがあります。
特別な資格があるわけでもない。
プログラミングができるわけでもない。
SNSで何万人ものフォロワーがいるわけでもない。
人に売れるような特技も思いつかない。
だから、
「自分には副業にできるものなんてない」
と考えてしまう。
でも、AIを使って副業を考えるなら、私は少し違うところから探してもいいと思っています。
「何ができるか?」から考えなくてもいい
副業を考えるとき、多くの人はまず「自分のスキル」を探します。
英語ができる。
プログラミングができる。
デザインができる。
文章が書ける。
もちろん、そうしたスキルがあれば副業につなげやすいでしょう。
でも、必ずしもそこから始める必要はありません。
私はむしろ、
普段、自分が何をしているか
を見た方が面白いと思っています。
例えば、
- なぜか毎日のように調べていること
- 商品を買う前に徹底的に比較してしまうこと
- 人からよく聞かれること
- 仕事で何度も繰り返している作業
- 「これ面倒だな」と感じていること
こういうものです。
本人にとっては当たり前すぎるので、なかなか「スキル」とは認識しません。
でも、ここに副業の種が隠れていることがあります。
例えば「中古カメラを見るのが好き」だったら?
仮に、中古カメラを見るのが好きな人がいたとします。
毎日のように中古ショップやフリマサイトを見て、
「これは安い」
「このレンズは最近値段が上がった」
「この価格なら売っても利益が出そう」
などと考えている。
本人からすれば、単なる趣味です。
でも、その行動を分解してみると、
商品を探す
→価格を調べる
→比較する
→状態を見る
→価値を判断する
という作業をしています。
これをAIやプログラムで一部自動化できないでしょうか。
商品情報を集める。
過去価格と比較する。
相場より安い商品を抽出する。
AIに商品の特徴を整理させる。
最後に人間が「買う・買わない」を判断する。
そうすると単なる趣味だったものが、
「中古商品の売買を支援する仕組み」
に変わってきます。
そして、この仕組みを自分で使えば副業になるかもしれません。
同じことで困っている人がいるなら、将来ツールとして提供できる可能性もあります。
「面倒くさい」も副業の種になる
もう一つ、私が注目したいのが、
面倒くさいこと
です。
例えばブログを書いている人なら、
記事を書く。
画像を作る。
WordPressへ投稿する。
noteにも投稿する。
Xでも告知する。
アクセスを確認する。
これを毎回やるのは結構面倒です。
そこで、
「記事を一度作ったら、他の作業もできるだけ自動化できないか?」
と考える。
すると、
記事生成
↓
WordPress投稿
↓
note向け要約生成
↓
X投稿文生成
↓
予約投稿
↓
アクセス分析
という仕組みが見えてきます。
最初から「副業システムを作ろう」と考えたわけではありません。
面倒なことを減らしたかっただけです。
でも、その仕組みが自分以外の人にも役立つなら、そこには商品やサービスになる可能性があります。
副業の種を5つの方向から探してみる
「自分には何もない」と思ったら、次の5つを書き出してみるといいでしょう。
1.経験
これまで仕事や生活で長くやってきたこと。
2.興味
お金にならなくても、つい調べてしまうこと。
3.比較
商品、サービス、投資先など、普段から比較しているもの。
4.面倒
毎回「誰かやってくれないかな」と思う作業。
5.判断
経験によって「これはいい」「これはダメ」と判断できること。
特に5番目は重要です。
AIは情報整理や分析をかなりやってくれるようになりました。
だからこそ、
「自分は何を基準に判断しているのか」
が価値になる可能性があります。
AIに副業を決めてもらうのではない
ここで注意したいことがあります。
ChatGPTに、
「おすすめの副業を教えて」
と聞くと、いろいろ提案してくれます。
でも、それだけでは、
アフィリエイト、動画編集、プログラミング、オンライン講師……
といった一般的な候補になりがちです。
私は、AIには答えを決めてもらうより、自分の中にある材料を掘り出してもらう方が向いていると思っています。
そこで、こんな使い方をしてみます。
ChatGPTと「副業の種」を探してみる
以下のプロンプトをそのまま使って構いません。
私はこれから副業を始めたいと思っていますが、何をすればいいのかまだ決まっていません。
私の経験、仕事、趣味、興味、普段調べていること、面倒だと思っている作業、人より少し詳しいことなどを質問してください。
一度に結論を出さず、まず私に一問ずつ質問して、私の中にある「副業の種」を掘り出してください。
十分な情報が集まったら、候補を5つ提案してください。
それぞれについて、
・誰のどんな困りごとを解決するのか
・どうやって収益化できるのか
・AIをどこに使えるのか
・最初に試す小さな方法
・必要な初期費用や難易度を整理してください。
最後に「収益性」「始めやすさ」「自分との相性」「AIで仕組み化できる可能性」の4つの観点から比較してください。
ポイントは、
「おすすめ副業を教えて」ではなく、「まず私に質問して」と頼むこと。
AIを検索エンジンのように使うのではなく、壁打ち相手として使います。
すぐに「儲かるか」で切らなくていい
候補が出てきたら、
「これで月10万円稼げる?」
と考えたくなるでしょう。
でも、最初はもう少し小さくてもいいと思います。
例えば、
自分が使いたいか。
ここから考えてみる。
自分が欲しい。
自分の面倒が減る。
自分なら毎週使う。
まず、それで十分です。
自分で使ってみる。
改善する。
データを蓄積する。
その過程で、
「これ、自分以外にも欲しい人がいるのでは?」
となったら、そこで初めて外へ出してみる。
いきなり事業を作ろうとすると大変ですが、
自分専用の小さな道具を作る
くらいなら、かなりハードルが下がります。
AI時代は「副業を選ぶ」だけではなくなった
これまでの副業探しは、
世の中にある仕事の中から、自分にできそうなものを選ぶ
という発想が中心でした。
でも生成AIやCoding Agentが使えるようになったことで、
自分の経験や興味から、小さな仕事そのものを作る
という選択肢が現実的になってきました。
もちろん、アイデアを思いついただけでは収益にはなりません。
需要があるのか。
誰がお金を払うのか。
どうやって届けるのか。
実際に作れるのか。
確認しなければならないことはたくさんあります。
だから次にやるべきなのは、
見つけた副業の種が、本当に副業として成立しそうか評価すること。
次回は、
AIと見つけた副業アイデア、本当に儲かる?──「やりたい」から「成立する」へ進むための5つのチェック
というテーマで、アイデアをふるいにかけてみようと思います。




















